2011年05月21日

タバコの銘柄について:銘柄は殆ど無意味

震災の影響で特定銘柄が出荷停止になったり廃止されたり、喫煙者の多くが騒いでいるが、実はタバコの銘柄は実質的に殆ど無意味です。

こだわり・味・品質etc色々言う喫煙者がいますが、それはタバコについて何も知らないから言えるのです。

まず現在流通してる殆どのタバコは「紙巻きタバコ」という種類です。品質としては、殆ど偽物のタバコと言っても良いほど酷い物です。そして最も製造コストが安く、最も効率よく喫煙者を依存症にさせるように作られています。

本物のタバコ葉は僅か6割しか使用せず、残りは本来捨てるゴミ(生成過程の廃物、切り屑や粉塵を寄せ集めたもの)で作った再構成シートと呼ばれるものが2割使われ、やはり本来なら捨てる部位である茎などが1割、そして添加物で1割、こんなものでタバコは作られているのです。本物のタバコとはかけ離れた最悪の工業製品です。

再構成シートや茎などの本来捨てるゴミ類は、水増しならぬゴミ増しとして使われタバコの製造コストを押し下げ、ニコチンをコントロールして添加し、更にニコチンを吸収しやすくなるようにアンモニアを添加する。アンモニアが悪臭である事は説明するまでも無いと思いますが、こうやって悪臭を放ちながら容易に中毒・依存にさせる「臭いニコチン注射器」が完成する。

上の比率も銘柄によって差があり、技術力が向上しているため更に本物のタバコ葉を減らし、より偽物で安く依存になりやすい製品が作られている。(タバコ会社の技術とは、他のメーカーと違って、他の業界に転用して人々の生活を向上させる技術など一切無く、自分たちが儲けるためだけの技術を発達させる事に特化している。)今では本物の葉を50%未満しか使ってないタバコが登場してる可能性も十分あります。品質などと言う言葉は、タバコの前には空しく響く言葉です。

そして、味や臭いの差とは、本物のタバコ葉のブレンド割合などによる"実物"よりも、添加物による味付けが中心となります。ゴミを入れて作られてるだけあってタバコは不味くて仕方ないものなので、添加物で味をごまかす以外に無いのです。殆ど添加物による味の違いにしか過ぎないものを、「味」だのとグルメ評論家のごとく語るのは、化学調味料てんこもりの中国産多用の安い中華料理屋でグルメを語ると笑いものになるのと同じです。勿論JTは中国から安く大量の葉タバコを輸入しています。

品質も味も紛い物なのです。よくタバコの広告イメージは、「男」「本物」「こだわり」などという言葉やイメージを強調する。(こんな低品質な偽物で、実体を知ってもまだ"こだわり"などと言える人がいたら早めに黄色い救急車に乗って病院で診て貰う事をおすすめする。)

タバコで重要なのは、広告イメージが中心です。この銘柄は男らしいにしよう、この銘柄は力強さにしよう、これは大人っぽさにしよう、これは知的にしよう…とタバコメーカーの人間が勝手に決めてるだけです。人が憧れる全ての要素をイメージにするから、無駄にたくさんの銘柄があるのです。

当然ながらタバコ会社は子供向けマーケティングもしっかりと考えていて、子供を虜にするタバコ宣伝を行っています。最も大きな、子供へのタバコ販売戦略の例としてはキャメルのアメリカでの成功例が挙げられます。当時オッサンしか吸わないシェア3%だったキャメルを、子供向けアニメとしてジョー・キャメルを前面に押し出す事と、男らしさの広告を出す事で、シェア13%へと伸ばしました。このシェアの躍進には、
多くの子供が費やされていました。この伸びに味などは一切関係無く、宣伝方法を変えただけで製品には手を加えていません。男の子に男らしさと取っつきやすさを与えただけです。

子供を狙うのは、喫煙者は一度決めた銘柄を滅多に変えないからです。

喫煙者が銘柄を変えたがらない理由は、自分自身に抱いてるイメージや目指したり理想とするイメージ(力強さや男らしさなど。殆どが妄想であり、喫煙する時に夢想するだけで具体的な努力をしないため、むしろ遠ざかる)と自分の吸ってる銘柄のイメージが一致してる心理的依存と、本来不味いが何度も吸う事で慣れた味覚的な刷り込み(銘柄を変えると不味いと言うのは、単に今の銘柄になれただけで、おいしいとか言ってるタバコも元々不味いのです)です。しかし薬理学的な反応としてはニコチン摂取だけが目的です。

事実、震災の影響で銘柄を変えて、最初は口に合わないとか言って、すぐに慣れてしまっている姿があちこちで見られています。

タバコ会社の役員自身が「我々のビジネスはニコチンを売るビジネスだ」「ニコチンが無ければあんなものは誰も吸わない」「我々はあんな糞は吸わない、売るだけだ」と言うほど。タバコとはニコチンをいかに効率よく摂取させるかという製品です。
posted by 美人薄煙 at 09:16 | Comment(0) | タバコ資料・考察・他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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