2012年07月10日

スポンサーがタバコ産業だと露骨になる雑誌記事のに見られる例

毎度のSPA!によるタバコ擁護記事。生レバーの規制はおかしいと考える人が多いと踏んで、まずは反発の多いレバー規制の話題を出し、そのままタバコ規制の話へと繋げる。下らない誘導手段から入るのも、下流向け雑誌ならではの手法。効果はあるだろう。

前はSAPIOが従軍慰安婦という嘘と並べる事で、受動喫煙の害も嘘だとミスリードさせようとした記事があった。業界のために提灯記事を書く記者はこのような抱き合わせのイメージ操作が大好きなようだ。
過去記事世界禁煙週間に被せた、典型的な御用記事の見本・受動喫煙の害を隠すタバコ産業のスポンサー活動

またしつこく、机上の空論損害を掲げている。富士経済と三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査・試算については、バイアスを考慮しなければならない。富士経済が調査時期は2010年6〜7月だけ調査した(2010年6月分の景気動向指数は2か月連続の下落、先行きも2か月連続の下落:Garbagenews.comを見ればわかるように元々景気の悪い月。)売れ行きが単純に落ちたデータを、三菱UFJリサーチ&コンサルティングに投げたという事だけである。すべき補正が入ってるかも不明である。名の通ってる三菱を通す事で信憑性を高めようという魂胆が伺える。

飲食店の問題も、全ての飲食店が禁煙にすれば良いだけである。国内外の実例からも、飲食店が正常にタバコ対策を実施すれば特定の店を除けば売上増加に繋がる事が見込まれる。禁煙で飲食店の売上・収益は上がる

SPA!は少し前の号でも、厚生労働省の目標数値設定に噛みついていた。禁煙したい喫煙者が禁煙成功したらこうなる数字、であるにも関わらず、お得意の禁煙ファシズムという言葉でくさしている。禁煙したい喫煙者の意思を無視したタバコ産業こそがファシズムなら妥当だが、もはやテンプレートのようなタバコ産業擁護論が展開されている。

そこで注目、早稲田大学の池田清彦氏。生物学の先生で専門家では無さそうだが、何故か禁煙ファシズム論者として記事に登場。調べるとなるほど。ヘビースモーカーで熱心なタバコ擁護活動、JTの講演会にも出ているあの養老孟司氏と、複数の共著をするほど深い親交があるのである。池田市は「ナチスドイツも、優性思想に基づいて禁煙を含めた健康政策を推し進め、それがユダヤ人迫害に繋がった。」などと言い放っている。

あまりにも斬新な説なので、フィクション作家のトレーニングも積まれてる方かと驚いた。是非とも池田氏は自身のこの主張を論文にまとめて学会に発表して頂きたい。養老氏も、熱心にタバコの害は嘘だとか禁煙ファシズムだとか吹聴するなら、それに関する論文を世界的な発表するとか、禁煙学会から出された公開質問に回答すれば良い。恐らく一生しない(出来ない)。

それにしても、卑しくも教授という肩書きを持つのなら、ユダヤ人迫害の歴史がいつどうして始まったか、など一通り目を通せば良いのに。生物学の先生だから門外漢で知らないのです、と後で言い訳でもするのだろうか。それなら最初から、小遣い稼ぎかよくわからない下らない御用記事に登場するべきではない。

この教授の出した、御用学者であるとか、重度の喫煙への依存が無ければ、まず出てこないような「健康政策がユダヤ人迫害に繋がった理論」については、お問合わせ|早稲田大学にて問い合わせをすると良さそうである。先端生命医科学センターが生物学を管轄してるようだが。

ブリティッシュアメリカンタバコ「我々が最初になすべきは、受動喫煙は疫学的にも危険性が低いと主張することだ。我々は社会的にも評判がよい専門家たちに、受動喫煙の害に否定的な主張をさせる場を作って与えてやるべきである」1986年

このタバコ産業のやり方が、今回の記事でも露骨に垣間見える。タバコで早死にさせれば良い理論(平均寿命が縮まると年金負担などが無くなるから良いと主張する理論。ただしこの理論の場合、何故か長生きした人は年金=損失を発生させるだけで、一切の生産や文化や消費や地域活動や…etcといった活動を完全にしない、というありえない状態を根拠としている。)にも通じる駄主張を錦の御旗にしている。

相変わらずの御用記事で、引用するに値しない。

問題記事:民主党のたばこ政策にも地方が“NO!”を突き付けた | 日刊SPA!(記事全体・ソース確認はリンク先参照)
posted by 美人薄煙 at 20:18 | Comment(0) | 体験/コラム/他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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