2012年07月31日

タバコで認知症リスクが飛躍的に増大する事実に目をつぶり「健康政策が押しつけられたら国民が思考停止して民度が低くなる」と主張、リスキー・ビジネスの成果確認はSPA!で

日本体育大学准教授の清水雅彦准教授を引っ張り出して、何とかして肩書きを持った人間にタバコ規制反対を語らせる手口はタバコ産業とその資金を求めるのは、ジャンクメディアの定番。健康政策についてのインタビューを行い上手く誘導させて言わせた事を編集したのか、最初からタバコ擁護する目的ありきで健康政策について金で言わせたのかは不明だ。前者なら清水氏はそう悪くないかもしれないし、後者なら明らかに御用学者である。

ジャンク科学者はすぐに見分けがつく。科学誌などの通常の媒体を使って研究発表をせず、マスコミや口コミに頼っているからだ。(リスキー・ビジネス)(※ジャンク科学者=御用学者、例えばタバコ産業から資金提供を受け、研究発表などの場では決してしないようなタバコ産業擁護を、各種メディアなどを使って広報する人々。)

それにしても「自称嫌煙派」を用いて、禁煙ファシズムだなどと言わせるのも最早使い古された手である。この手の自称嫌煙派は、全く嫌煙権について語る事が無い。受動喫煙によって侵害されない権利や、そこに幸福追求権の解釈を交えた、真っ当な法律論など理路整然とした話をした事が無い。(金を貰ってる御用学者や、JTグループ社員やタバコ販売店が擁護するのはある意味理解しやすい。その際に、自称非喫煙者、自称嫌煙者と名乗る指示も出ていたらしく、そのように称して活動している事もあるとか。また喫煙者の中でも特に頭の悪い部類の人となると、御用学者の言い分を真に受けて自腹を切ってネットやリアルでタバコ擁護論を吹聴するようになる。なるほど確かに、ネットでは2chや知恵袋など人目につきやすいところでは、匿名+自称非喫煙者などと称してタバコ規制に反発する活動を繰り広げているようだ。)

何より意味不明なのが、健康政策で全員の体に差異が無くなるというトンデモ論法。仮に万人に正しい健康的な生活というベースが根付いたとしても、どういった鍛え方をするのかは当然自由に選べる。スポーツだけでも何種目あるか考えればわかるだろう。そのトレーニングごとに作り上げられるそれぞれ違うものになる。摂取する栄養素のバランスも変わる。差異はあるのが当然であり、怠惰によって太っていればその点について公平に評価される。体育大学で教鞭を執る人間の発言にしては不自然すぎる主張とも言える。

タバコを求めて強盗をするなど、明らかにタバコによって民度が下がってる事には触れず、タバコなど不健康なものを規制すると国民の思考停止となって民度の低下に繋がる、などと因果関係も全く無い話を平然と行っている。知能低下をもたらす事が明らかになってるタバコに対する規制を含んだ方針を、どうしてこうも否定的に考えるのだろうか。(もし頭の中で「健康政策が押しつけられたら国民が思考停止して民度が低くなる」と国民を愚民の如く侮っている人が相手ならば「なるほどあなたの頭の中で完結する事に限っては、あなたの言い分は正しいですね」と言えるが。)

↓これでも一部だが、タバコで知能が低下する証拠となる研究をあげればどんどん出てくる。

『タバコで認知症(アルツハイマー)リスク上昇。50代の頃に1日2箱以上の喫煙でリスク2倍以上。2010年10月米医師会の内科専門誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン」掲載』
『長期間の喫煙の影響は、記憶力低下、過去の経験を現在の行為と関連付ける能力の欠如、全体的な認知機能の低下など。2012年米精神医学専門誌アーカイブズ・オブ・ゼネラル・サイキアトリー。ロンドン大研究チーム』
『65歳以上の喫煙者は、タバコを一度も吸ったことがない非喫煙者に比べ、認知機能の低下が平均5倍以上も早く進行する。オランダ・エラスムス大学医療センターなどが欧州調査(9200人)。2004年3月米神経学会誌ニューロロジー』
『認知症の危険因子「APOE4」「アポリポタンパク質E4」を持たない人であっても、喫煙によりアルツハイマーなど認知症の発症リスクが70%増加。55歳以上の約7000人を対象に、1人あたり平均7年間調査。認知症リスクは、非喫煙者1に対し、過去喫煙者1.5、喫煙者2.3倍。喫煙期間が長いほどリスク増大。2007年エラスムス・メディカル・センター、モニーク・ブレテラー博士』
『35〜55歳のロンドンの公務員5388人に記憶・論理思考・語彙などテスト。喫煙者は下位20%に入る傾向が高く、禁煙成功者に語彙などで劣る。喫煙者は再テスト棄権率が高い。2008年仏国立保健医学研究所調査 「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン」6月9日号掲載』
『テルアビブ大学2万人調査:非喫煙者の平均IQ…101、喫煙者の平均IQ…94、1日1箱以上喫煙の平均IQ…90。ヘビースモーカーほどIQが低い傾向。双子で一方が喫煙者、他方が非喫煙者の場合、非喫煙者の方がIQが高かった。(2010年)』

清水氏は何の根拠があって、どんなやりとりがあって、こういった事を言ってしまったのか?明らかに民度を下げる要素が盛りだくさんのタバコを規制する事に反発し、健康政策で民度が下がるという確証も根拠も何も無い事を主張するのは何故か、大学側に聞いてみたい。また、是非ともタバコによって侵害される、自由及び幸福追求権、生命権、健康権、国際法遵守、などについての憲法解釈を聞きたいところである。日本体育大学お問い合わせ一覧

憲法と言えば、法学者からちょっと嫌われてる一方で熱心な生徒も多い有名なIという人の勉強メソッドはなかなか有益である。非常にシンプルに、まず第一に基礎の徹底を説いている。条文を解釈する力が無いとか、正しく読み取れない段階で無理に先に進むより、基礎を徹底したらその後の習得や理解の時間が半分になると言う。まさにその通りで、簡単な基礎があれば大きなプラスになる。逆に一般教養レベルの法学の概論でもかじっていればある程度理解出来るような事でも、基礎が無ければ単体の条文だけ読むとわけがわからないか、ありえない読み取り方をする事になるし、解釈はあさっての方向を向く。妥当な判決にもなんでこうなるの?とか言ってる人は割とそういった傾向がある。

これは法律に限った話ではなく、勉強でもスポーツでも(天才を除けば)万人に当てはまる。つまり、SPA!の読者が下流向けの記事を見出しに出したり、読者も下流の傾向を示す事からもわかりやすいが、正しく情報を読み取れる前提知識や基礎的な力やメディアリテラシーの力が無い読者が多いとしたら、定期的に流されるスポンサー・タバコ産業の方だけを向いたジャンク記事や偽科学に、読者はまんまと騙される事になる。逆に読者が下流ではないなら、繰り返される下流向けジャンク記事にウォッチャーを除けば読者は離れていく。

余談だが、メディアリテラシーといえば、この人は外せない。こちらは良くない方の見本である。
室井尚タネ明かし 1:腐ったバナナの見分け方4:小学生以下の計算能力!?

タバコを擁護する学者はこんなのばかりで大変である。もっとも、御用学者はわかっていて嘘を並べてるケースもあるが、これを真に受けるタバコ信者の場合、基礎的な知識を知る事自体を脳が拒否するのだから救えない。どんな対象でも全てを救うというのは、それを理想にする事はあっても、現実論ではなく、目標・建て前・宗教論の範疇。(当ブログも、概要に書いてるとおり禁煙したいと考えてる人を主な対象にしてるので、頑固にタバコをカルト宗教の信者のように信じてしまってる人の相手は最初からするつもりが無い。)

元記事:不健康な人間は差別される!? | 日刊SPA!(記事全体・ソース確認はリンク先参照)
"日本体育大学准教授の清水雅彦氏(憲法学)は、自身は「嫌煙派」だとしながらも、世界的な健康の強制に関して強い懸念を抱いている。

これがエスカレートすれば日本人は全員、中肉ばかりになり、身体の差異という個性が失われるだけではなく『太っていることは悪』という差別的な考えにも繋がりかねない。

「あたかも個人の健康を気遣うふりをして、国家が一方的なルールを押し付けるのは全体主義的であるだけでなく、国民を欺いていることにほかならない。こうした詐欺的な政策を続けていけば、国民はそのうち思考停止に陥り、民度の低下にも繋がるでしょう」"

posted by 美人薄煙 at 20:03 | Comment(0) | 経済/政治/地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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