2012年08月05日

タバコで認知症・痴呆・アルツハイマー・記憶力低下・IQ低下のリスクを高める

タバコで認知症(アルツハイマー)リスク上昇。50代の頃に1日2箱以上の喫煙でリスク2倍以上。東フィンランド大学ミンナ・ルサネン医学博士。「中年期におけるタバコの吸いすぎは、人種、性別を問わず、アルツハイマーと血管性認知症のリスクを増大させる」
2万1123人調査、喫煙でリスク倍増。喫煙によって引き起こされる酸化ストレスと炎症は、アルツハイマーの発症においても重要なカギ。
2010年10月米医師会の内科専門誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン:Archives of Internal Medicine」掲載

長期間の喫煙の影響は、記憶力低下、過去の経験を現在の行為と関連付ける能力の欠如、全体的な認知機能の低下という形で現れた。タバコをやめて久しい男性では同様の認知力低下は見られなかった。長期的に見て、喫煙男性は非喫煙男性よりも精神機能が著しく低下する。喫煙者はすべての認知力検査において、精神機能の速い低下と関連していた。10年以内にタバコをやめた元喫煙者でも、認知機能が著しく低下するリスクは依然として存在。だがより長期禁煙した男性は同様の認知力低下は見られない。
ロンドン大・英国公務員の男5000人+女2100人+(平均年齢56歳)25年追跡調査。米精神医学専門誌「アーカイブズ・オブ・ゼネラル・サイキアトリー:Archives of General Psychiatry」掲載2012年。


中年期の喫煙は修正可能なリスク要因だ。この時期にタバコをやめれば、認知能力の低下が遅れ、脳年齢に(吸い続けた場合と)10年程度の開きが出るだろう。
ニューヨークのザッカーヒルサイド病院神経科長マーク・ゴードン

65歳以上の喫煙者は、タバコを一度も吸ったことがない非喫煙者に比べ、認知機能の低下が平均5倍以上も早く進行する。オランダ・エラスムス大学医療センターなどが欧州で行った調査(9200人)で分かった。
2004年3月「米神経学会誌ニューロロジー」

認知症の危険因子「APOE4」「アポリポタンパク質E4」を持たない人であっても、喫煙によりアルツハイマーなど認知症の発症リスクが70%増加。55歳以上の約7000人を対象に、1人あたり平均7年間調査。
2007年エラスムス・メディカル・センター、モニーク・ブレテラー博士

認知症リスクは、非喫煙者1に対し、過去喫煙者1.5、喫煙者2.3倍。喫煙期間が長いほどリスク増大。CIRCS協和コホート(1981〜1994年に循環器リスク健診を受診した茨城県筑西市協和地区の35〜85歳6,343人)のデータを用いた症例対照研究。
2008年発表

喫煙で認知症リスク増大は、過去の研究でも明らかにされてるが、ケンブリッジ大学のDavid Llewellyn教授ら研究チーム新発見。受動喫煙でも脳にダメージ、受動喫煙が多いグループでは認知症リスクが44%増大。50歳以上、5000人調査。
(BMJ 2009;338:b462)

中国で、60歳以上の高齢者2820人を2年間追跡調査。喫煙者はアルツハイマーのリスク2.7倍。
「重慶第三軍事医科大学の神経学研究グループ」

仏、英、蘭、丁で65歳以上の男女9209人を追跡調査。認知症検査テストMMSEで喫煙者は2年で非喫煙者の4倍も平均点が低下。認知症の知的レベルまで落ちる傾向が喫煙者で明らかに多い。
「ヨーロッパ地域認知症疫学共同研究事業」

35〜55歳のロンドンの公務員5388人に記憶・論理思考・語彙などテスト。喫煙者は下位20%に入る傾向が高く、禁煙成功者に語彙などで劣る。喫煙者は再テスト棄権率が高い。
仏国立保健医学研究所調査「Archives of Internal Medicine」2008年6月9日号掲載

非喫煙者の平均IQ…101、喫煙者の平均IQ…94、1日1箱以上喫煙の平均IQ…90。ヘビースモーカーほどIQが低い傾向。双子で一方が喫煙者、他方が非喫煙者の場合、非喫煙者の方がIQが高かった。2万人調査。
2010年テルアビブ大学

喫煙で痴ほう発症早まる 英国で34000人以上の男性医師を約50年間追跡調査した結果が報告された。喫煙はアルツハイマー病や血管性の痴ほうを抑制する効果はなく、発症年齢を低下させることが示された。
浜松医科大教授 高田明和 毎日新聞夕刊2000年11月18日


ただしタバコ産業側は「タバコはアルツハイマー予防になる!」と吹聴。そのソースは、タバコ産業が出した資金を受け取った御用学者の主張によるもの。タバコ産業の資金を得た学者は、得た事を確認出来ない学者に比べ、約88倍(=タバコの害を否定する学者の約99%が資金を受け取っている)も害を否定する論文を書く。(1998年ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション)御用学者Leeは喫煙者の痴呆リスク31%低下と発表。


喫煙者でもまともな部類の人は、タバコで認知症リスクが大きく高まると知れば禁煙を考える。喫煙者でも下に分類されるようなバカな人はタバコ産業の言い分を信じたり、自分がバカと言われたと思って教えてくれた人に切れる。
posted by 美人薄煙 at 23:11 | Comment(0) | 調査/研究/医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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